八雲あかねの部屋

占いでもっと自分を知るお手伝いをしています

豊かさの循環って

ブログをアップしようとしたら、下書きしておいたはずの記事が

跡形もなく消えてショック。。

なのでそれはまた書き直すことにして別のことを書きます。

 

「豊かさ」と聞くとみなさんはどんなイメージを抱くでしょうか。

東洋占術では富は循環させるものという考え方をします。

禄存星の回転財というのがその象徴で

お金というものは動かして回す、循環させることが大事で

自分だけの得を考えてその循環をストップさせると良くない、とされています。

 

私の知人で、これこそまさに豊かさを循環させてる!という人がいます。

もともと貰い物が多い人で、私はみんなの貢ぎ物で生きている!とか

言っていたんですが

本当に訪ねてくる人がいろいろなものを持ってくるんですよ。

畑で採れた野菜や、出先で買ってきたお団子や、はしりの果物や

とにかくそこに行くといつも何かしらの頂き物がある。

 

実際ホロスコープで見ると2ハウス獅子木星

お金という形ではないけど、人とか物とか楽しいこととかが

たくさんやってくるよ、という配置。

だから、何かもらったときに悪いねって遠慮するより

素直に嬉しい!を表現するといいよ、という話をしたことがあります。

 

でも間近で見ていてなるほどな~と感心したのは

彼女はたくさんもらうけど、それ以上にたくさん出している。

私なんて人間ができてないので、良いものをもらったら

それを誰かにあげて減ったらやだなとか考えちゃうけど

そういうのがほんとに無い。

で、もらう時も自分があげる時も、そこにエゴや

これあげたら何かメリットあるかなみたいな打算がない。

 

この間は、近所の人がブドウを持って来てくれたので

お返しに栗を渡しているのをみたのですが

今日聞いたところでは、その栗が栗きんとんになって戻ってきたそうです。

 

私は先日ブドウをもらい、今日は梨をもらい

おまけに美味しいチーズをもらい(これは別の人に)

いつもこんなにしてもらってありがたいという気持ちでいっぱい。

とりあえず自分が持っていること、できることで返していきたい。

 

たぶん知らない人から見たら、彼女はラッキーなわらしべ長者のように

見えるのだろうと思うの。

だけどこれまで目に見えないところで

きちんと対価を支払う、出し惜しみをしない、誠実に対応する

というのを積み重ねた結果の今だから

今の表面的な部分だけ見て、その美味しいところだけ持っていこうとしたり

羨ましいな~、ズルいな~と欲しがるのは違うかなって思う。

 

そういう関係や環境を作り上げていく行動なしに、ラッキーなことだけが

降って湧いたりはしないから。(←でもみんなここはスルーするよね)

 

いやらしい話だけど

近くにいて、良い例と悪い例を見せてもらえてることが

私にとっては最大の恩恵だったりするから

実例を見て気づいたことを、こうやって言語化するのが役目かも

なんて思ったりしてるところです。