アレサ・フランクリン(1942.03.25~2048.08.16)の自伝映画
『リスペクト』を観てきました。
ゴスペルやR&Bなどにはまったくもって詳しくないし
ちゃんと曲を聞いたこともない、かろうじて名前を聞いたことがある。
実は『ボヘミアンラプソディ』を観て一時Queenにハマっていまして「SOMEBODY TO LOVE」は、
フレディがアレサの大ファンでその影響を受けてゴスペルの要素を入れて作った曲、という
エピソードで名前を知ったという、それくらいの知識だけです。
映画は、歌が圧巻だったのは言うまでもないことですが
彼女が生涯を通じて、女性解放運動や人種差別問題に関わっていたということを
映画の中のエピソードや、エンドロールの解説から知ることができました。
人は神の下、みな平等であるべき
男女の別なく対等であるべき、という一貫した思想が
RESPECT!(敬意を持って!)、FREEDOM!(自由を!)という
彼女の歌に表れているのだな、と感じました。
そしてこれはいかにも風の時代のテーマじゃないか!
アレサの出生図を見ると、牡牛座で天王星と土星がゆるく合です。
自分自身が強いられ押さえつけられていたからこそ
何とかして変えていかなければならない。
(天王星は改革の星です)
彼女のネイタル天王星に、運行中の天王星がぴったり重なるのは2024年の秋ごろ。
そう考えると今、2021年に公開されたことに大きな意味がありそうです。
人種や性別や思想による差別を無くしていこうという意識が芽生えている
だけど本当の意味でまだ平等になってはいない。
(本当に平等になったら、変えるべきという発想は出てこないですからね)
純粋にエンターテインメントとしても楽しめるし
ボーダレスのことを考える、星の巡りに想いを馳せる
いくつもの楽しみ方ができました。