八雲あかねの部屋

占いでもっと自分を知るお手伝いをしています

カウントするのは事実だけ

以前のブログでこんな記事を書きました。

こんなところにも性質が出る

事実と感情は切り分ける、という話。

この時は手帳に関してそういう考えを書いたんだけど

切り離すのは感情だけじゃないなと思う出来事があったのでシェアします。


真面目で頑張り屋さんの人に多いんですが

自分を褒める

自分を甘やかす

他人に褒めてもらう

というのが苦手とおっしゃる人は一定数いらっしゃる。


この前お会いした方も

自分のことなんてどう褒めていいかわからない

他人も(すごいと思えないのに)褒められない

誰かに褒めてもらっても、「裏があるんじゃないの?」って考えてしまう。

そういう自分が嫌で疲れる、と仰る。


一朝一夕に変わるのは難しいと思うんですよ。

長いことそういうパターンで来てるから。

まずは、自分のことを褒めてください。

そんなことできて当たり前じゃんと思うことも。

(ご飯作ったとか掃除したとか、そういうことも全部)

誰かが褒めてくれた時は、とりあえずでいいから

「ありがとう」と受け取りましょう。

本当はそんなこと思ってないんじゃないの?とか

なにか下心があるんじゃないの?っていうのは

あなた自身の思考に過ぎない。


とにかく、できたこと・やったこと・言われたことという

事実だけをカウントしてみましょう。

いつか、「できてないこと」から「できたこと」に意識が向けられるようになるから

こんなことしたって仕方ないと思わずやってみて欲しいのです。


毎日偉業や世界記録は達成できません。

私たちの人生は、ささやかな当たり前のことの積み重ねでできているから

そのささやかなものに目を向けられなかったら

いつまでも欠乏感はなくなりません。


毎日一生懸命にきちんと頑張るのは

『私を認めて』という気持ちが根底にあるから。

まず自分が自分自身を認めてあげること

そのために『事実だけのカウント』は結構有効だと思います。

個人的にはお風呂とかで、「いつも頑張ってるね、えらいね」と言いながら

自分で自分の頭をポンポンするというワークが結構効く気がしますよ。