魚座というのは12星座の最後の星座です。
魚座には
つかみどころがない、救済、慈愛、何にでも溶け込む というような
キーワードがあります。
どの星座にもそれぞれの特徴や役割があって
魚座は、これまでの11星座のどこにも当てはまれなかったものを掬い取る
という性質があり、キーワードにある救済や慈愛はここからきています。
魚座の支配星は
物事を曖昧にする、境界線をぼかす、という性質を持つ海王星。
愛とか夢とか、確かにそこにあるんだけれど具体的な形を成さないもの
そういうものが魚座のカテゴリーに含まれるのです。
前回の獅子座満月の時もそうでしたが
10天体のうち、天王星以外の10天体が山羊座から魚座にかけて集中しています。
ハウスで言うと1H(自分自身)2H(持って生まれた資質や才能)3H(スキルの習得やコミュニケーション)にあたります。
自分自身と向き合うとき。
でも先ほど書いたように、魚座というのは曖昧でふんわりした性質なので
「明確な目標を掲げる!」とか「具体的な策を検討する」っていうのは向いてない。
それよりも、もう自分にとって必要でなくなったものを手放す
自分が縛られていたものから解き放たれることを許す。
そのままの自分を受け入れて愛する。
西洋占星術では、3/21春分の日が新しい年の始まりになります。
スタートに向けて心の重荷を下ろして軽くする
そういうタイミングだと思います。