八雲あかねの部屋

占いでもっと自分を知るお手伝いをしています

隠居生活に向かない

占星術には「ハウス」という概念があります。

ホロスコープは1~12までの部屋に分かれていて

それぞれの部屋には

1ハウスは自分自身、7ハウスは対人関係。。というように

意味が与えられています。

 

ハウスとハウスの境目にあたる部分を「ハウスカスプ」といい

ここにどのサイン(星座)が該当するかで

どんなふうに現れるか(作用するか)を読み解いていくことができます。

例えば1ハウスのカスプ(ACS)が蟹座なら人懐っこい印象

獅子座なら華やかで自信がありそうに見える等

 

 

私は6ハウスのカスプが牡羊座なのですが

大昔、まだ占星術を勉強してる真っ最中だったころ

その頃教えてもらっていた先生から

「忙しくしているか、やることがたくさんある状態でないと身の置き所がない」と

解説をしてもらったことを最近思い出します。

 

というのも、6月になって(正確には5月から)

新しい仕事というか役割がひとつ増えて

毎日なんだかんだやることに追われてバタバタしてるんだけど

なんかね、楽しいんですよ。

 

特に今年は2月から4月の間、首を痛めて

家でずっと引きこもっていた。

穏やかで静かな毎日が淡々と過ぎていくのも悪くないと

思っていたけど、どこか物足りなく

自分の世界が狭く小さくなっていく閉塞感みたいなものもあった。

 

今、環境は別に変わっていないけど、ただ、やることが増えた。

あれやらなきゃ、これやらなきゃと考えたり

やることを書き出したりしているだけで何だか楽しいというか

大げさでなく、モノトーンの世界に色が付いたような

感覚を味わっています。

 

時間管理とかタスク管理とか好きなのも

同じ時間内で、いかにたくさんのことをこなせるか

同じ作業を、いかに早く片づけられるか が

すごく好きで楽しかったからで

あの時先生に言われたのはこういうことか~と

改めて思い出して噛みしめている。

 

私は算命の命式でも東(社会)が車騎なので

『若い人にお任せしてあとはのんびりさせてもらう』

という隠居生活は無理なんだというのを再認識しているところ。