1泊2日で天橋立に行ってきました。
年末か年の初めには、1年の新月満月と三合参りや個人的な吉方をチェックして手帳に記入しておきいつ頃、どこへ行こうかな~というざっくりした計画を立てています。
それとは別に、天橋立にある籠(この)神社には、新月と満月の日限定でお参りした人だけが買うことのできる「むすひ守り」というものがあるというのを聞いたことがありました。新月には黒の・満月には白のお守りが授与され両方を合わせると「日」と「月」で「明」になる、というものです。個人的に気になっていて、いつか行きたい、欲しいと思っていました。
6月は寅午戌の三合参りの時期で、戌の方角(西北西)が吉方位にあたるのですが、なんと!
14日は満月で吉日と重なり、29日は新月で翌30日が吉日になることが判明しました。チャンスが2回もあるなんてこれを逃す手はないと年初から計画を温めていたのです。
結局、始まりの新月を先にしようということで29日・30日になったのですが、30日は甲寅で何かを始めるのに良い日であると同時に、1年のちょうど折り返しにあたる「夏越しの大祓い」でもあるので一石二鳥どころか一石四鳥くらいのモリモリ開運日ということになります。
まずは奥宮である眞名井神社に参拝します。
石段の途中から撮影禁止区域になるのですが、明らかに空気が変わります。
拝殿の後ろにある大きな岩や巨木が「磐座(いわくら)」と言って、拝殿などがまだ無かった太古から神様が宿る神聖な場所として祀られていました。木や岩は象徴で、もともとはこの山自体がご神山なのだろうと思います。ひっそりとした佇まいですが神聖な感じがします。
籠神社。どっしりとした荘厳な佇まいです。
夏越の大祓いでは茅の輪くぐりをして半年間の汚れを落とし、残り半年間の無病息災を祈願するそうですが、籠神社では6/1から茅の輪が設置されているそうです。
お参りをして、御朱印とむすひ守りを授与していただきます。
また今度(できれば涼しい時期にw)満月のお守りをいただきに伺いたいです。
新月のお守りをいただく、というこの旅の主要ミッションをクリアしたので、あとは楽しい遊びの時間です。
籠神社のすぐ近くには傘松公園という、天橋立の股のぞき発祥の地があるのでそこに行きます。
この記事のトップ画像に使ったのが傘松公園から見た天橋立。
そのあとは旅館に行って、まったりと温泉とお料理を堪能し1日目が終了。
翌日はちょっと早起きして、もう一度籠神社へ。
早すぎて本殿は開いていませんでしたが、茅の輪に新しい葉が足されていました。