この前の新月の日は、愛知⇒奈良⇒和歌山という
日帰り旅行の概念が覆るような旅に行ってきました。
(旅好きの友人に「えげつないな(笑)」と言われた)
旅の記録はまたゆっくり記事にしますね。
一緒に旅をしたのは、いつも吉方や新月満月などのタイミングで
行動を共にすることが多い仲間です。
旅の時、私は割ときっちり下調べをして寄る場所やルートを
いくつか決めるというか、頭に入れておきたいタイプですが
友人たちは行き当たりばっ旅というタイプ。
なのでこのメンバーで行くときは、私も流れに委ねます。
今回、現地に向かう途中で、案内や看板を見かけて
面白そうだから行ってみようか、っていう流れが何度かありました。
それが本当に「行って良かったね、楽しかったね」という結果になって
帰ってきてからも、心の中で何度もよかったな~って反芻してたんですよね。
そしたら今朝、目が覚めた時にふと
私たちはそこに行って本当に楽しかったけれど
もしそこに寄らなかったとしても、別の楽しいどこかや何かに
出会ってきっと楽しい時間を過ごしていただろうな、と頭に浮かんで
何を選んでも正解!っていうのがストンと腑に落ちたんですよね。
どっちでもいい という言葉はほんとに使い方次第で
どっちもどうでもいい、という投げやりな使い方で使うのと
どっちを選んでもまちがいない、という意図で使うのとで
真逆の結果になりますよね。
この旅のメンバーは、「行く」「行かない」だけでなく
何かを決めるのがとても速いし、それを純粋に楽しむから
どこに行っても何をしても楽しいのだと思う。
たとえば、行きたいけど時間が無くて寄れないみたいなことも
「また来る口実ができた」「今日は下見」とか切り替えが速い。
どっちにしようかな~?を延々と悩んでいたり
選んだあとで、やっぱりあっちが良かったかもとか考えていると
結局今目の前にあることが楽しめなくて
あーあ、なんか面白くなかったな。という結果になったりする。
それはもったいないよね。
「今」に集中できると、目の前にある何を選んでも楽しいし
「今」じゃないところばっかり見てると結局何を選んでもいつも楽しくない
そんな気がします。
以前、今回のメンバーで竹生島に行ったとき
起きた出来事だけ見たらうまくいってないことばかりなんだけど
すごく楽しかったんだよね。
旅に出るたびに「今を生きる」を再確認しているような感じです。